社畜らーめんマン

どこかで擬態してMMDerやってる人間の中身。作業しない怠惰ブログ。

神社+すずめの戸締まり

こんばんは。

ただの呟きです。

 

 

本日の午後は半休をもぎ取ったので。

 

お世話になった住職さんに連れられてお邪魔した、

 

縁切り神社たる某所。

 

f:id:mix831:20221127230721p:image

 

なんか知りませんが友人もついてきました。

 

住職さんと俺が色々と話をしている間、

友人は何気なくおみくじを引いたようで。

 

しばらく棒立ちのままおみくじに書かれた内容をまじまじと見つめていました。

 

漂う悲壮感。

 

後から聞いたら凶だったようです。

 

草。

 

その間友人は終始無言で、

ただ虚無顔でおみくじを木にくくりつけている姿が見ていて少し面白かったです。

 

さすが手厳しいと有名な神社さんでした。

 

 

 

今年中にブログでご報告することになるかはまだ分かりませんが、

俺多分来年度以降大きな動きをする予定なので

徐々に色々なことを片付けていきます。

 

syuさん俺なんかもう分からん。

 

 

とてつもなく岐路に立たされてる感。

 

 

頑張らねば。

 

 

住職さんは退院後無事に体調が戻ったようで

久々にあの温厚な微笑みを見た瞬間

少し涙腺にきました。後光が眩しい

 

 

「…お久しぶりです。」

 

と深々と頭を下げてご挨拶をすると、

 

「ほほっ、良い良い、頭を上げなされ…。

では行きますぞ。」

 

と言われ、行き先も告げられず連れて来られたのが本日の場所でした。

 

お寺の住職さんにまさか神社に連れて来られるとは思わず…

(え、そんなことある?笑)

と驚きつつも、その神社に連れて行かれたことに心当たりがあるので身が引き締まる思いでした。

 

 

なんというか…住職さんのつけてらっしゃる…

お香?なんですかね。優しくて穏やかな香りがとても安心感があって。

 

俺仕事帰りにそのまま来てしまったので、

スーツにいつもの香水付けたままで、

なんとなく

(ミスったな…)

と思いました。

 

車は住職さんの道順の指示通りに俺が運転していたんですけど、

車内の香りがモロに

 

・住職さん(和)

・俺(洋)

・友人(洋)

 

みたいに和と洋の香りがごちゃごちゃに混ざっててとてつもなく謎な空間になってました。

 

(大丈夫かな住職さん苦手じゃないかな…)

と思って少し窓開けたんですけど

 

「ふぉっふぉ、そなたは本当に…他人の顔色ばかり伺う…」

 

と笑いながら飴を渡されました。

 

黒蜜飴。

 

なんで急に黒蜜飴…?

 

と少し面白く思いながらもせっかくいただいたのでそのまま口内にイン。

 

 

まぁその……なんですかね…

 

和の風味がする食べ物嫌いではないんですけど

その…なんだ…

 

俺はあまり…その、まぁ、独特な味でした。

 

緑茶が欲しくなる感じの。(?)

 

 

友人も同様に飴を渡されていたんですけど、

 

甘い物がそもそも完全にダメな友人は、

「有難う御座います。」

とか爽やかに答えて貰っておきながら

 

永遠にその飴の小袋の包装を眺め回してました。

 

いや食えよ。笑

 

んな見るほど何も書かれてないだろ。

 

 

 

 

…まぁそんな感じで。

三人で神社に行ってきました、というちょっとした小話でした。

 

住職さんとスーツの男二人が同行していたので

すれ違う方々にわりと奇異な目を向けられたというか

結構な視線を感じましたが

 

別に俺らは修行中の身とかではないです。

まぁ変な組み合わせだったのかもしれませんが。

 

 

何より、色々とありがたいお話を住職さんからお聞きすることができ、

自省する良い機会にもなりました。

 

やはり人生の大先輩たる言葉には重みがありますね。見透かされてしまっているというか。

 

色々と考えさせられます。

 

身動きが取れなくなっていると言われて

色んな意味でまさにその通りだったので

 

駄目だな、と思いました。

という抽象的な反省文。

 

もう少し冷酷さを持ち合わせなければいけないとも言われ、

あの温厚で優しい住職さんからそんな言葉が出てくるとは思わなくて少し衝撃的でした。

 

でも俺かなり冷たいと思うんですけどね。

意図的に誰にでも人当たり良く接しますし仲の良い友人達からはよく人たらしだの何だの

冗談めいて言われますが、実際は人間的にめちゃくちゃ冷めてる自覚は強いですし。

自己陶酔ではなく、酷い人間だなと思うことも多いですし。

その分自分のこともわりとどうでもいいと思ってしまってる部分あるんですけど。

 

 

難しいな…常に最善の選択をして最善の行動を心掛けてきているつもりでも

墓穴掘ってるのか俺は…

とか色々と考えました。

 

でも住職さんいわく転機らしく、全てを清算する時期に入っているらしいです。

 

今年に入ってから色々と来年度以降のことを本格的に考えて地味に動いてきたので少しドキっとしました。

何も言ってないのに怖。

 

まぁ何にせよきちんと清算しないといけないなと。

あと身体のことわりと強めに言われました。

 

己を大事にせよ、と。

 

難易度高い…。

 

レーニングしてるから大丈夫とかそういう話ではなく根本的な健康面のことを言われてるんでしょうけど

こればかりはどうにかしようと思ってどうにかできるものなのか…

 

 

とか色々と考えながら夕方頃に家に帰宅し、

スーツを脱いでハンガーにかけようとしたら、

 

上着のポケットに若干の膨らみがあるのに気づき…

 

シルエット型が崩れたり膨らんだりすると

スタイル的に不恰好になるのが嫌で

普段からポケットには極力何も入れないようにしているので、

 

(あれ…何か入れたか……?)

 

と少し不思議に思いながら中身を取り出してみたら、

 

黒蜜飴が入っていました。

 

 

あいついつの間に……???(死んだ目)

 

本当にどのタイミングで友人に入れられたのか気づかなかったので不意打ちでした。

 

明日部長にあげようと思います。

 

 

 

それではお休みなさい。

中途半端な更新で失礼しました。

 

皆さん良い夢を。

 

 

 

 

 

 

12/3 (土)追記 深夜3時

 

 

前回わけわからん謎記事書いといて今回は全く関係ないことですみません。

 

元々書こうと思っていた内容とは全然違うのですが、

突発的な追記で申し訳ないです。

 

完全なる雑談です…

 

 

 

本日は日直が当たっていたので最後まで残っていたのですが、

 

同じく残業で残っていた他部署の先輩が、

 

「なぁ〇〇(俺)、それ終わったらレイトショー観に行かないか?」

 

と誘って来られて。

 

そういえば映画最近観てないな…と思い、

 

「いいですね。先輩は何か観たいのあるんですか?」

とお聞きしたら、

 

新海誠の作品好きでさ、『すずめの戸締り』が気になってて。どう?」

とおっしゃって。

 

 

(あー…「君の名は。」の監督のやつか)

と思い。

 

俺そもそもアニメ映画を基本的に観に行かないのと、

「すずめの戸締り」は最近CMでチラッと目にはしていたものの、

 

(今回はファンタジー系なのか…?)

程度の関心で、特に気に留めていなくて。

 

正直なこと言うと特別観たいわけでもなかったのですが、

(まぁ折角誘っていただいたし付き合いで行くかな)

と思い、仕事を締めてから映画館に足を運びました。

 

 

久々の映画館で驚いたのが、

 

わりと遅めのレイトショーの時間帯だったにも関わらず、

 

人が多すぎて…というかめちゃくちゃ密でした。

 

休日とはいえ流石に多すぎないか…?

と不思議に思ったのですが、

 

そっかスラダンの公開初日とかぶってたんですね。

 

俺全然知らなかったので、

(え、どうせ観るならスラダン観たい…)

 

と正直思ってしまったのですが、

今回は先輩が観たがっていた「すずめの戸締り」を予定通り観ることに。

 

 

館内に入ると、俺の隣の席に恐らく仕事帰りと思われる女性が先に座ってらして。

 

特大サイズのポップコーン🍿を

ひたすらムシャムシャと口に運ばれてて。

 

席が隣だろうと他の方のことなので自由ですし別にどうでもいいんですけど、

 

こう…止まることなくインターバルなしに

本当に次から次へと永遠とポップコーンを口に運ばれていて、

 

特大サイズのポップコーンに対しドリンクはSサイズだったので

(喉渇かないのかな……)

とか

(仕事で嫌なことあったのかな…)

とか完全なる余計なお世話で想像してしまいました。

 

 

ちなみに俺は映画館では

咀嚼音が自分以外の周りの方に聞こえないか気にしてしまって

基本的に俺は映画館では何も頼まないタイプなので

本日の隣のお姉さんのように、豪快にポップコーンを次から次へとむさぼるお姿を見て

どことなく羨ましく感じました…。

俺もあんな風に生きたい。

 

でも俺はキャラメルではなく塩派なので塩がいいです…。

 

 

と、余談は置いといて。

 

 

軽く映画の感想を言いますと。

(なるべくネタバレしないようほんのり微バレ程度に)

 

 

色んな意味で、かなり意外な映画でした。

 

地震を題材にしている、というのは事前情報でほんの少しだけ把握していたのですが、

 

あそこまでモロに触れてくると思わなくて。

 

新海誠さん、ってだけでかなり注目を集めるのに、

一歩間違えると大炎上する可能性もあるような

リスクの高いテーマをあえて選んできたことに一番驚きました。

 

 

今回の「すずめの戸締まり」は新海誠さんの作品の中でも

一番の最高傑作だと評価される方も多いみたいで。

 

何となくそういった評判は耳に入っていたものの、

これは確かに賛否両論かもな…とも思いました。

 

俺が東北出身の身だったなら途中で辛くなって観れなかったかもしれないなと。

 

ですが物語が進むにつれ、

あえてその難しいテーマを選んだ勇気に驚くと同時に、

そこまでして監督が作品を通して伝えたかったメッセージは何なのか、

という興味も強くなりました。

 

 

前半は

(あーはいはい…なるほどこんな感じね…)

と軽い感覚で眺めていたのですが、

 

 

不覚にも

 

ラスト30分で普通に泣きました。

 

 

想定外。

号泣したわけでもなく視界が滲む程度でとどめましたが、

自分の中ではかなり響くものがありました。

 

 

多らく感受性強い方なんかはビリビリくるのではないかと。

 

勿論、話の進め方や間の取り方、音の使い方や伏線回収の巧みさなど、

 

新海誠さんらしい技術的な素晴らしい点は沢山あったのですが、

 

やはり題材が題材でヘビーなだけに、

あの出来事に対して再度かなり考えさせられるものがありました。

 

 

俺は東北民ではないので、直接大きな被害を受けたわけでもなく。

当時高校生だった俺は、ニュースを呆然としながら眺めていた記憶があるくらいで。

 

 

今回の映画を観ながらまず第一に感じたのは、

 

あれから10年以上経ったのか…

という不思議な感覚と、

あれほどの日本中を揺るがした大きな出来事が、徐々に風化されつつある何とも表現し難い悲しい感覚が入り混ざってしまって。

 

綺麗事を言いたいわけではなく、

映画を観ながらあの言いようのない非現実みと

寂寥感が生々しく襲ってきた感じです。

 

実際に被害に遭っていない自分の憶測なんぞ

薄っぺらいことは承知の上で言いますが。

 

当時のあの地獄のような惨状から歯を食いしばって耐えて乗り越えて来た方々がいることや、

 

当時物心もついておらず状況が理解できないほど幼かった子達が、もう高校生くらいの年になっていること、

 

その成長の過程で、何を感じ考えてきたのか、

きっとその子達にしか理解できないことがあるわけで。

 

そして何より、誰もが乗り越えられたわけでなく、

当時の時間のままその場に止まってしまって

前に進めずにいるであろう人もいること。

 

単なる俺の想像とはいえ、その色々な人の感情が

映画の終盤で個人的にリンクしてしまって

普通に涙腺崩壊しました。

 

別にそこまで重さを出しているような暗くてヘビーな映画ではなく、ファンタジー性も強い作品ですし最後も爽やかに終わるので

これは観る人の物の見方にもよってかなり変わると思うのですが、

 

個人的には、監督のメッセージ性が強く織り込まれた作品だと感じました。

 

 

「面白い映画だった。」

と表現すると語弊があるので難しいのですが、

 

ここ最近見た中でもなかなか印象的な作品でした。

 

 

 

ちなみにもう一つ驚きだったのが、

 

f:id:mix831:20221204030125p:image

 

例の隣のお姉さんと、涙腺にくるタイミングが同じだったことです。

 

見事に同じタイミングでちょっと困惑。

 

お姉さんなかなか激しめに泣いてはりました。でも気持ちはとても分かる。

 

 

ちなみに一緒に観ていた先輩は、

最後のクレジットの後も数分ほど席を動かず、

「ちょっと余韻に浸ってる……」

とゲンドウポーズをしていました。

 

俺もその隣で無言でしばらく黄昏てました。

絵面が謎すぎる。

 

 

 

まぁ、そんな感じの。

 

f:id:mix831:20221204030146p:image

とても印象的な作品だったので、

興味ある方は一度ぜひ。

 

 

見る観点も感想もそれぞれ多種多様であるのが当然ですし、それでいいのだと思います。

 

 

個人的には久々に充実した映画鑑賞でした。

 

 

というどうでもいいご報告。

追記失礼しました。