社畜らーめんマン

どこかで擬態してMMDerやってる人間の中身。作業しない怠惰ブログ。

【※】少々お答えしながらお話します

 

こんばんは。

すみません今回の記事はいつもの雑談更新ではないです。

関係のない方々はスルー推奨です。

 

もう以前みたいにQ&Aコーナーは設けていないのですが、

ここ半年あたりで今までにいただいたGmailをざっと確認して、内容かぶってきてるな...とまた感じてきたので。

 

今までのQ&Aコーナーのように、Gmailでいただいたご質問の文章をそのままコピペして、一つずつお答えする、ということはもうする気もないのですが、

わりと今回かぶっているご質問に関しては、その回答となる内容を入れつつ大まかにまとめてお話させていただこうかと思います。

今回はあくまでも、単なる気まぐれですので。

普段より個人的にご質問を受け付けているわけではございませんので、その点をご了承いただけますと幸いです。

 

色々と普段お返事させていただいていないので申し訳ない上に、単体ずつを「ご質問」として拾わずに話の流れで内容に触れていく形になりますが、何卒宜しくお願い致します。

 

 

今回は普段通りのゆるい日常話でも何でもないので、

別に内容に興味のない方はバックしていただいたほうが良いかと思います。

あらかじめご了承下さい。

 

 

一応、内容を大きく二つに分けさせていただきますと、

 

①今年度のコロナ禍における受験の話

(この時期になると受験に関するご質問を送ってこられる方がいらっしゃいます。去年は受験生さんが数名ほどでしたが、今年に関しては圧倒的に親御さん方からのお話が多いです。きっと時勢的な影響でお子さんの進路のことを不安に思われている方が多いのだろうなという印象。)

 

②バイトに関する話

(男女問わず、高校~大学生さん方がほとんどです。前回の表ブログのQ&Aでのバーテンに関するご質問と同様、「求人情報を見てくれ」の一言でまとめたい気持ちもあるのですが、「実際の経験者の情報を参考にしたい」や「HPに掲載されていないようなメリットやデメリットを知りたい」という方もおられたので。あくまでも俺に出来る範囲での情報提供程度...です。)

 

 

上記の二項目をメインに、以下よりお話させていただきます。

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

 

それでは、まず①のお話から。

 

 

 

去年もそうでしたが、大体11月以降...冬が近づくと、稀にフラっと受験生さんよりメッセージをいただきます。

過去もお返事できず、ブログの話の中でぼやっと返答させていただいたような感じだったので、お力になれずに申し訳なかったなとは今でも思うのですが。

 

「受験受かりました」系や、「就職できました」系など、そういったご報告?をいただいたこともありますが、個別反応できておらず本当にすみません。心の中で盛大に拍手を送りながらシャンパン開けてます。大変喜ばしいことですね...!おめでとうございました。

 

一方で、いただくご質問の内容に関してですが...。

受験勉強におけるポイントや、難関大への対策等はまぁ、俺が塾講をやっていた時の感覚で軽くお話させていただくこともできるのですが、

「今年の受験どういった感じで出ますか。」系のご質問に関しては、残念ですがお答えできません。

 

...というか、そういった内容をダイレクトに文科省サイドの人間に聞くという行為がまず、なかなか攻めてきてるな...と。笑

別に悪気はないでしょうしただ純粋に知りたいだけなのでしょうが、それに関して俺がペラペラお話するとまず俺の首が飛ぶのと、俺も知らないものは知らないです。

そもそも今年に関しては、センター入試が廃止され、初の「大学入学共通テスト」という新形式に変わるので。

 

参考になる過去データが、まず無いです。

なので、俺がセンターを受けてきた感覚で受験を語ることにあまり意味がありません。

逆に言ってしまえば、今年の受験生さんご本人さん達が、初のデータとして残っていく形なので。むしろ貴方達ご自身がデータです。

 

あと、そもそも誤解されてる方が多いのかな...と思ったのが、

各大学の入試テストを、文科省側が直々に問題を製作していると勘違いされている方がいらっしゃるんだなと...?

もし各大学の入試問題をこちら側で全て製作していたら、間違いなく全員が過労死してます。

 

色々と出題内容が気になる受験生さんもいらっしゃるようですが、やはり受験対策として重要なのは、各大学の過去問をひたすら問いて出題傾向を掴むことです。

二次試験は特に、大学によってそれぞれ色が強く出る試験です。

国立や私立での違いは勿論のこと、大学によって重点を置いている分野が大きく異なるため、本当に多種多様です。

そのため、やはり赤本などを利用してその大学独自の出題傾向に慣れるのがベストです。

 

今年度は大きく入試形式も変わるため、全国的に大学側も初の試みが多く手探りな感覚も否めないのですが、それでも過去問を解くことは無意味ではありません。

 

 

なので、「何が出ますか?」というご質問に関しては、「その大学独自の問題が出ます。」とのみ返答させていただきます。

 

ですが、「大学入学共通テスト」の出題内容でご心配されている受験生さん方に関しましては、通常のセンターレベルの問題を解く練習をしておくことが賢明かと思われます。

センター過去問が解けないのであれば、共通テストも解けません。

 

入試の形式が新しくなるからといって、各教科の内容が新しくなるわけではないです。

受験に向けて重要となる単元や公式、暗記項目は例年通りです。

 

ですが、大きく変わるのが、答案形式が「マーク」から「記述」に変わることなので。

今年度の受験に向けて、教育機関で大きく見直されているのが「言語表現力」、

つまり、俗に言う「国語力」です。

 

残念ながら最近の学生さん、本当に文章が書けない子が多いです。

普段から語彙力が死んでるお前が言うなという感じでしょうが(わかる)、学生の言語表現力の著しい低下は、こちら側ではわりと深刻な問題として挙げられています。

 

そのため、近年は各教育機関でも「思考」から「表現」に移すプロセスに注目し、その練習や活動を各教科に取り込んでいるはずです。

 

文科省が教育において指導要録でも掲げているのが、「思考力・判断力・表現力」の3分野です。

要するに学習における「観点別評価」というもので、学生さん達の学校で出される成績等も、こういった観点を元に評価し、1~5の「評定値」として出しています。

 

特に今年度以降からの大学入試に関しましては、特に「記述表現力」が問われていくので、

いかに「自分の思考を文字として表現する力」が備わっているかが、合否を分けるはずです。

 

 

また、面接において近年傾向が変わってきているのが、

かなり「人間力」を見られるようになっています。

 

志望理由や抱負は勿論のこと、どれだけ周りが見える人間か、多様性を認められる人間であるか、こういった特性が今までより更に重要視されています。

近年の社会的なグローバル化により、「自己を表現する力」と、「他者を認める力」が、より一層求められる時代になっている証拠です。

 

また、これは受験生さんだけでなく就活生さんにも言えることですが、「集団討論」などが面接試験に含まれている場合、ご自分の意見を主張することだけに気を取られないようにしてください。

勿論、自身の考えをはっきりと述べることは大事ですが、それと同様に、同グループ内へのメンバーへの気の配り方が重要です。

 

公務員試験の人事や面接も担当していた父や兄からもよく聞いた話ですが、

「同グループ内の他人と意見がかぶった際にどうするか」や「意見が食い違った際にどうするか」だけでなく、「気後れして意見が全く述べられていない受験者にどういったパスを出して発言を促すか」、

特にこれが注目されています。

要は、周りの流れに乗り切れていない者に対するスマートな配慮と、視野の広さ、臨機応変さが求められているのだと思います。

 

俺自身、就職において集団討論を受けた際は特に上記を注意して受けた記憶があります。

試験当日、その場で与えられた議題テーマに対して、

自分は自分は...と、個人の意見を主張して独自の見解をひけらかすのではなく、発言が出来ていない受験者さんにもかなり定期的にパスを出しましたし、論点がズレ始めたと感じたらさり気なく話の軌道修正をしたりも。ガチガチに緊張されて意見が支離滅裂になってご自分でも困っておられる方に対し、

「つまりBさんのご意見は~~だから~~すべき、ということですよね、私も同意です。」等と、要約する手助けをしたり。

これは別に俺が良い人ですアピールではなく、「集団討論は誰かがヘマをするとそのグループ全員落ちる」との噂を耳にしていたので、ただ単に自分が落ちたくないので、これは集団協力戦だと思って臨みました。

要は自分のためです。(エゴ)

 

つまり、集団討論は「相手より知識的に優れた意見を述べる」ことや「反対意見の相手を論破する」ことが目的ではないので。

集団としての、最終的に着地させる意見の方向をどこに持っていくかと、そのために周りの方々にどう気を配っていくか、その力が問われています。

あまり自己主張がうるさくない程度に、確実に意見を述べていく...という、この加減がなかなか難しいところでもありますが、頭の片隅に入れて意識しておくだけでも少しは違うかと思います。

 

 

以上、記述入試における留意点と、面接におけるポイント等をざっと適当に書かせていただきましたが、今年度の受験者さんに少しでもお役に立てれば...と思います。

これが正しい、と持論を押し付けているわけではないので...あくまでも参考程度にどうぞ。

 

 

 

 

以下は、今までのGmailではほぼ無かった、受験生さんの親御さん方からのご質問について。

内容に触れつつお話させていただきます。

 

 

こればっかりはもう...今年度ならではの異例な内容といいますか、

完全にコロナの影響だな...と感じざるを得ないのですが、

 

「推薦入試」について憂慮されている親御さん世代の方々が多いように思います。

 

近年、推薦を希望する学生さんは「文科省調査」においても上昇傾向にあったのですが、

今年度に関しては、正直言って非常に多いです。爆発的に上昇してます。

 

コロナで全国的に感染が拡大したせいで、

親御さんのお仕事にも影響が出てしまい、収入が減少してしまった世帯などが多いので、

「できるだけ滑り止めを受けさせたくない」や「浪人させるお金がない」等の、金銭面での理由から、

「確実な合格手段」をお子さんに求める親御さんがかなり増えました。

 

お気持ちとしては、よく分かります。

受験をする以上、どこを受けるにしろ不合格のリスクはつきものなので。

こういった厳しいご時世の中で、極力それを回避しようとお考えになるのは非常に理解できます。

 

ですが、「指定校推薦」以外は、推薦といえど合格が保証されたものではないので。

推薦自体も、新たにそれぞれ名称が変わり「学校推薦型選抜(旧推薦入試)」など、

またややこしくなってしまいましたが。

 

まぁ詳しく情報を知りたい方はマイナビあたりをご確認いただければと思います。↓

入試種類と受験スケジュール | 高校生のための進学ガイド | マイナビ進学

 

早い所ではこの時期あたりから既に出願受付が始まっていますよね。

 

 

...と、話を戻しますが、

先程述べたように、推薦選抜をされたからと言って、必ず合格するというわけではありません。

勿論、定員オーバーの人数分は、残念ながら不合格者が出ます。

 

そのため、絶対的な「切り札」として推薦を捉えてしまうと、なかなか厳しいものがあります。

これは受験生さんの親御さんだけでなく、現高1や高2の親御さん方に向けても同様です。

 

実際に、今後三年間は受験にもコロナの影響は出ると我々は見ているので、

数年間は推薦を希望するご家庭の数が増加し続けます。

 

各ご家庭での受験に対する「安全志向」が爆発的に高まった結果、

こういったデータが出ています。↓

 

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ネットでも公表しているデータ値ですが、確実に、コロナ禍における推薦希望者が殺到した結果です。

 

この先数年は、この流れが続くと思われます。

ここで問題となるのが、手堅く合格を狙う推薦希望者が増えるということは、

普通なら通常の筆記試験を受けても余裕で受かるような学力の生徒さんでも、

推薦入試を受ける、といったケースが出てくることです。

 

推薦はあくまでも各学校内の選抜をする際に、「成績評定値」が高い生徒さんほど選抜されやすいのは、既に周知の事実かと思います。

つまり例年であれば、もしかするとお子さんに回ってきたかもしれない「推薦枠」が、もっと学力の高い、同学年の生徒さんに取られてしまうことになります。

要は、学力上位者同士での潰し合いの推薦になる可能性もあります。

 

このように、近年推薦入試の実態が変化を起こしていることも事実なので...。

あまり高1の間からご家庭で「うちの子はゆくゆくは推薦を...」と、推薦をあてにしてそちらに比重を傾け過ぎてしまうと、

残念ながら校内選抜が通らなかった、もしくは推薦を受けたものの不合格だった...となった際に、

そこから急に筆記試験にシフトして、時間のない中で焦って勉強しなければいけなくなるので。

実際に大変な思いをされるのは、親御さんでもなく、お子さんご本人です。

 

コロナの影響を受けてしまったこういったご時世だから、推薦を...

という安全志向のお気持ちも大変理解できますし共感もできますが、

俺としては、こういうご時世だからこそ、着実に筆記試験に向けて学力をつけていくことも大事なのではないかな、と思います。

ただの個人的な考えではありますが、一番の安全策は、「推薦受験」ではなく、確実に学力を身につけた上での「筆記受験」かなと思ったりもしています。

 

勿論、推薦入試を勧めないというわけではないです。

推薦も、三年間の優秀な生活態度と学習成績により勝ち取れる誇らしいものです。

 

ですが上述したデータにもあるように、近年爆発的に推薦希望者が増えていますので。

あまり「推薦」にばかり意識を持ってかれると、万が一駄目だった...となった際に焦ってしまったりするので。

ご家庭にて、お子さんとじっくり話し合って、あらかじめ第二案、第三案...

と、いざとなった時に動きやすい道を用意しておくのも手ではないかと思います。

 

 

まぁ、そこら辺の若輩者が言ってる戯言に過ぎないので、

軽く流していただければと思います。

gmailを確認していて、若干気になったというか、心配になった点だったので、

勝手に主観でお答えさせていただきました。

 

 

 

あと、何というか…

こういうことを本来言うべきではないですし、はっきり明言できるかと言えば微妙なラインですが、

今年度に関しては、残念なことに

全国的に、学力が低下しています。

 

なので、いくら校内テストで上位を取ったからと言って、例年の難関大学の偏差値に見合った学力がある…とは判断しにくい状況です。

 

今年は相対評価のみでは、正確な合格判定が出にくい部分があったりもします。

 

大学進学を視野に入れて日々勉強されている高校生さんに一つお伝えしておきたいことは、

校内試験(俗に言う、中間考査期末考査)等も勿論大事ですが、

 

出来れば外部模試(河合塾駿台ハイレベル模試等)を受けて、ご自身の現在の学力がどれだけあるか、偏差値ラインがどこら辺にいるのかを把握することも必要かと思います。

 

都道府県での上位進学校なんかでは、

強制的に駿台ハイレベル模試を受けさせられると思うのですが。

俺的に、あれかなりオススメです。

 

国立難関の旧帝国大学に相当する偏差値向けの問題がメインで出てくるので、なかなか高得点を取りにくいですし受けた後に自信喪失して帰ってくる子も多いのですが、

ハイレベル模試はかなり問題の精度が高いです。

 

俺も高校時代受けながら(やけに難問ばかりで攻めてくるな…)と手強く感じていましたが、

後で知った情報によると、あれ実際は入試問題に精通した講師陣に出題をあたらせているらしいので。

 

あの手の問題が徐々に解けるようになると、確実に学習内容が身について受験対策にも繋がります。

丁度タイムリーというか、ここから先の時期ですよね。

高1の子達だと、確か直近で10月25日?かな…?

 

「大学入学共通テスト」がどんな感じなのか試しに受けてみたい、という学生さん方は、

来月、河合塾の開催する「全国大学入学共通テスト無料トライアル」をお申し込みいただき、

そちらを一度受験されてみるのが良いかと思います。

感覚を掴むために良い模試ではないかと。

駿台ハイレベル模試は受験費が5000円弱かかるのに対し、

確かこちらは無料だった気がします。

 

日にちは恐らく高1のハイレベル模試と合わせてきているはずなので、

同じ日付(10月25日)だと思われます。

 

俺も一度情報は見たものの、他に色々な仕事の記憶が頭に入っているので

あまりこういう系統の情報の正確さには自信がありません。

 

なのでもし受けられる場合は、必ずご自身で申し込み詳細をご確認ください。

 

 

以上、模試を受験される学生さん達、皆さん頑張ってください。

ひっそり応援しております。

 

 

 

…まぁ、色々とコロナ禍における受験や学習について等をお話させていただきましたが、

 

やはり現在一番憂慮しているのは、

学生さん達のコロナ鬱と、感染者差別や精神的疲弊に関してです。

 

 

先月あたりに、文科の萩生田さんが以下のような文書を出されています。(写メ)

文書というか、文科省ネット上のデータですが。

 

これ確か、出来ればデータを紙媒体で印刷して各教育機関で配布もしくは指導を…

とのお願いをしていたと思うのですが、

学生さん達の親御さんのお手元に届いているのか不明…というか絶対届いてない気がします。

 

まぁ配布は強制ではないですし、現在全国的に教員の方々の業務も増えてしまって学校側もお忙しいので仕方ないかなと。

 

その内容としては、以下のの通り。紙媒体で印刷しました。

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萩生田さん文章長い(失礼)のでざっくりまとめると、

感染された学生さんや職場の方々への差別や偏見は絶対に許されるものではない、ということと、感染者への配慮や周辺の方々のご協力を仰ぐような、そういった内容となっております。

何卒ご理解いただけますと幸いです。

 

また、実際に感染してしまったことで周囲から圧を受けたり、精神的な負担がかかってしまったお子さん達がいらっしゃるとのお話も伺います。

 

そういった際に、もし必要とあらば…と。

このような相談窓口もいくつか設けておりますので、万が一の際は遠慮なくご利用ください。

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上から二つ目の《法務省》相手なんかは、下手したら俺の次兄が電話を取る可能性もありますが、

その際はハズレガチャということで。(失礼)

 

  

…とまぁ、後半話が逸れてしまいましたが

こんな感じで色々と。

 

長らくお答えできていなかったご質問を元に、

このコロナ禍における受験や、親御さんの憂慮されている内容について触れながらお話させていただきました。

 

 

…ですが。

 

 

ここまで散々、学力云々…の話をメインにさせていただきましたが、

 やはり生きる上で重要になってくるのは、「学力」ではなく「人間力」だと思って個人的に思っています。

 

高学歴だから人間的に優れているわけでもないですし、学力と人間力が必ずしも比例するわけでもないです。

また、努力して阪大や京大や東大に合格したものの、

入学することがゴールになってしまった結果、学習意欲が維持できない&将来の目標も定まらずに大学を辞めてしまう、という非常に勿体無い子もいることは事実です。

 

 

そのため、あまり勉強勉強…と躍起になる必要はないと思います。

勿論、進学に対して高い志を抱いて日々頑張っておられる学生さん方は、それで良いと思います。

ご自身の目標に向かって努力されるのは素敵なことなので。応援しております。

 

ですが、人それぞれ得意分野は違うので。

勉強が苦手な方は、そちらで無理をする必要は全くないですし、ご自身が能力を発揮できる場でご活躍されるのが一番だと思います。

「学歴社会」という言葉がありますが、

近年それも若干薄れつつあり、人間性を求められる場も多くなっているので。

コロナ関係もあり、受験の形態も様々になり、評価観点もやや幅広くなってきております。

 

人として、どう充実した人生を送れるか、

 

そういった「人生の質」を追い求めて模索していきたいなと、俺自身も思っています。

 

なかなか難しいですが、自分自身、まだまだ未熟者で精進していかなければならないことばかりなので…人様に偉そうなことを述べる前に、

自分磨きを頑張ります。

 

 

…という、よく分からない抱負を添えて、

 

この①のお話は終わらせていただきたいなと思います。

 

 

 

 

 

 

では以下より、②のバイトのご質問について、

内容を踏まえながらお話させていただこうと思います。

 

ここまで、取り繕って真面目なことをずっと書いていて既に疲れたので、

以下は適当に、気を抜いて書かせていただきます。

すぐにボロが出る。

 

 

 

 

 

ということで、以下は主に男子高校生さんや大学生さんからのご質問に多かったものです。

 

バイトに関する内容を聞きたいとのことで、皆さん、ダンスを経験者さんや現役でそちらの道を目指している子達からでした。

というかいただいた内容からするに、夏の公式大会に出られた高校生さんもいらっしゃたようですね?

凄いですね...AブロックとBブロックかなり全国進出した印象でしたが。

今年確かビデオ審査もありましたよね、おめでとうございました。

 

近年は特に若い世代の子にとってダンスが身近なものになりつつあるんだなと、

そう感じます。時代の流れですね...

 

ちなみに、また前回のJKさんのように、「バク転教えて」とかそういった類の質問だったら(正直ご勘弁願いたいな...)と思っていましたが、読んだところそういう系の内容では無かったので、

一応答えられる範囲でお答えさせていただきます。

 

 

ご質問内容として特に多かったものは、

「ダンスで飯が食っていけるのか」というのと、「ダンサーの時給がいくらか」といった内容でした。わりと重複していた気がします。

 

ですが、俺は別にダンスで飯を食っているわけではないので

前者のご質問に関しては分かりません。

素で分からない...

なのでダンスで飯を食ってる方にお聞きしてください。

 

 

「ダンサーの時給がいくらか」、

といったご質問に関しては、もうピンキリとしか言いようがないです。本当に。

 

マチュアとしてのバイトなのか、プロに近いバイトなのか。

所属元の会社がどこなのか、それなりに有名な会社なのか、

 

こういった条件によってもかなり差があるので...

そのため本当に、自分がやっていた経験頼りの回答になってしまうのですが、

あらかじめご了承下さい。

 

 

時給は、バックダンサーの場合はあまりお金になりません。

恐らく夜間の飲食バイトとかのほうが普通に高い気もするので、

ささやかなお小遣い稼ぎくらいに思っておいたほうが良いかと。

 

回数単位で給料が出るので、そもそも時間で換算するのが難しいのですが...

時給にして1000円弱ですね。

 

ですがイベントダンサー雇用で、ステージ公演周りをしている時は、わりと入ってきました。

 

あれはわりとプロに近い待遇の雇用だったのと、

幸いにも所属していた会社が大きめでかなり手厚くしっかりしていたので。

 

以前お話にも出したことがありますが、ボディビルのKさんや変態衣装ウーマンの絵里さん達と一緒にダンサーバイトのお仕事していた頃のあれです。

 

ステージは休憩込みで2時間ほど踊って1公演扱いでしたが、

1公演だけで1万1000円ほど入ってきた記憶があります。多分。

 

なので、公演続きでステージの回数をこなしていると、一ヶ月で15~22万貯まりました。

 

まぁその分、日々の練習が体力的にキツかったりもしますが、

俺としては自分の特技や好きなことで手っ取り早くお金を貯めたい派だったので、

わりとありがたかったです。

 

というかそもそも俺、バイトに関しては本当に時給が良いのだけを選んでやってました。

金の亡者に思われるのも嫌ですが、親元を離れて社会人になるまでにいくら貯める、という自分の中での目標があったのと、

ソシャゲで馬鹿みたいに課金しまくっていたので、それも計算した上で、

かなり荒稼ぎできるよう頑張っていたような気がします。

 

新社会人は、わりと色々とカツカツな状態でスタートするイメージがあったので。

俺はある程度余裕を持った状態にしておきたかったのもあり、結構その頃から貯金頑張りました。

 

そのため、バー奏者にしろ、塾講にしろ、ダンサーにしろ、

一回でがっぽりと給料が入ってくるようなものだけを選んでやりました。

 

ですがダンサーよりも、何よりバー奏者がダントツで一番儲かったというか...

あれ下手すると、今の公僕の給料よりも上だった時もあります()

 

以前もちらっとお話しましたが、マスターからのバイト代よりも、

本当にお客さんからのチップが馬鹿みたいに恵まれていて。

ありがたいことに、あの頃は完全にバーのお客さんのお姉様方にご飯食わせてもらってたようなものです。あと、たまに謎の羽振りの良すぎるオジ様達も。

双方の皆様に非常にお世話になりました。

 

なので、結論としては奏者バイトが優勝でした。

 

 

 

 

...じゃなくて。

 

ダンサーの話に戻しますが、

 

上記のように、それなりのしっかりした会社に所属していると、まぁまぁ貯まるバイトではあります。

あくまでも、バックダンサーではなく、自分達だけでステージ公演させてもらえるようなイベントダンサーであればの話ですが。

 

 

ですが、恐らくダンサーの求人情報を見ていても分かるとは思うのですが、

時給が明らかに高すぎる割に、会社の情報があまり載っていなかったり...など。

 

そういった会社の求人には、一応気をつけたほうが良いかもしれません。

 

 

多らく、その手の求人はほとんど、俗に言う「夜のダンサー」かと。

 

 

異様な時給の高さに釣られて、たいして情報も載っていないサイトに飛んで、

安易にホイホイと契約していざバイトデビューしてみたらいきなり夜の店に飛ばされ......

 

というケースもあるようなので。

 

何というか...あれです...

バーレスクダンサーというか、ボーイレスク...?と言ったほうがいいのかな...?

 

ほぼ裸に、ベストとショートパンツにネクタイ、とかで踊るジャンルの。

勿論そちらの系統も、れっきとしたダンサーのお仕事なので、

こちらがとやかく言うようなことではないですし、時給重視でそのジャンルのダンサーを希望されているのであれば、別に良いと思うのですが。

 

夜のお店で、ほぼメンズストリッパーに近いようなことをさせられることもあるそうなので。

 

かなり際どい服装で、お客さんの女性の方々から服の隙間にチップのお金やチケットを挟んでもらったり、自由に身体を触らせてあげるサービス時間?的なものも店によってはあるようで。

 

そういうのに抵抗ないのであればこちらも何も言いませんが、もしご自身が望んでいないのであれば、そういった求人には気をつけて検索されたほうが良いかと思います。

 

契約したはいいけど最初の三ヶ月は辞めさせてもらえない契約で...とか、そういうので困ってる男の子を実際に見たこともあります。

その他、基本的に公開されている情報が少なすぎたり、違和感あるくらいに時給が高かったり...など。

「契約させたもん勝ち!」くらいに思ってる会社もあるのが事実なので、一応お気を付け下さい。

 

 

ちなみに、俺らが所属していた会社は

「ダンス経験○年以上」や、「身長何cm以上」や、「体型維持指定」などの制約もあり

色々とその他「雇用条件が厳しい」、と言って諦める方とかもいらっしゃいましたが、

 

意外とそういう条件が厳しかったりするほうが、会社として大きくしっかりして名が通っていたり、

待遇も手厚くて羽振りが良かったりと、何だかんだバックに安心感がある上で仕事させてもらえるので、結果オーライな気もします。

 

逆に言えば、「経験不要!初心者大歓迎!」&「誰でも明日からすぐにダンサーになれる!高給!」

とか、そういう謳い文句で勧誘している会社にはすぐに飛びつかない方がいい気がします。

 

とりあえず、所属を選ぶ上では情報収集が大切です。

...という、一応見分け方のお話をしました。ご参考までに。

 

 

 

 

続いて、「メイクをさせられるか」や「化粧は自分でできないといけないかor買わないといけないか」についてのご質問に関してお答えしますと。

 

 

メイクに関しては、ダンスのジャンルによります。

ストリート系ヒップホップやブレイクダンスのジャンルの場合、しなくて良いことがほとんどです。

俺らはそれ以外の普通(?)の系統だったので、ステージ用に軽くメイクはされていました。

...と言っても、女装メイクのようなものでは全くなく。

客席の遠目から見ても血色が悪く見えないように、ファンデとか...本当最低限の、

ステージ用メイクのみです。たまに衣装に合わせて薄くアイシャドウされたくらいで。

メイクと呼べるほどのものでもなく、ダンサー同士近くで見てもあまり違和感なかったくらいです。

 

「自分でメイクは出来ないと駄目か」、とのご質問に関しては、出来なくていいです。

俺らも基本的にメイクさんがいらっしゃいましたし、化粧道具を買わされることもなかったです。

あくまでも俺らは、の話ですが。

それ以降、化粧とか一度もする機会ないですし、あったところでもう出来ないので、メイクスキルは別に不要だと思います。

 

 

衣装に関しては、

残念ながら俺らは毎回買わされていました。

 

ですが、そこまで高価なステージ衣装ではなかったです。

 

衣装って見た感じ高そうに見えるかもしれませんが、あくまでも身体を大きく使いながら動くこと前提に、衣装会社さんが造られるので。

硬質の皮だったりは本来は不向きで、ある程度伸縮性のある材質が使われます。

それに消耗品ですし、そこまで値が張るわけでもなく...

 

デザインの凝り具合にもよりますが、大体が1着あたり2万ほど?だった気がします。

 

ちなみに自分達の所属は人数構成はこれより数人程少なめですが、

衣装的には丁度これと似通ったような感じでした。↓

絵里さんが暴れない限りはだいたいこんなデザインで、

ジャンルの系統もこういうタイプに近かったです。

 

そしてダンス動画はわりといつも韓国グループさんのを貼らせていただいてますが、

別に俺は韓国贔屓というわけではないです。

ですがやはり、近年韓国が世界的にダンス進出してきており、練習量も桁違いなので、

やっぱり韓国アーティストさんのレベルが高いのは事実です。

 

そのため、最近の若い学生さん達には韓国グループが圧倒的人気ですよね。

ダンスを習っている子達も男女問わず、最近では韓国グループのオーディションに出ることを目指している子達が本当に増えています。爆発的に増加しており。

 

数ヶ月前に絵里さんから久々に連絡がきた際にお話して聞いたのですが、

近年よく、PRODUCE X 101(朝: 프로듀스 X 101、プロデュース エックス ワンオーワン)とか、韓国の音楽専門チャンネル企画による、公開オーディション番組が驚くほど人気じゃないですか。

期限付きで活動グループを結成した、I.O.IやWanna One、IZ*ONEなどの人気グループもそうですよね。

 

今年日本にて「Make you happy」の楽曲で大ブレイクを果たした、「NiziU」なんかも。

あれは日韓合同のグローバル・オーディションプロジェクト「Nizi Project」で選出された少女9人によって構成されるアイドルグループなんですが、

ああいったK-POP風を取り入れたグループに憧れる若い子が日本でも多数おり、

最近はそっち系のオーディションを受けることを志望するダンス学生さん達が、

驚く程多くなったようです。

 

 

そのため、ダンスの道を目指される若い学生さん達は、そういったオーデョションを受けることを視野に入れても良いのではないかと思います。

まぁ目的によるので、俺みたいに将来的に全然違う仕事につくけれどダンス10年以上やってて好きだから...バイト感覚でお金貯めたいな?的な金稼ぎ目的の人はそっち系で良いと思うのですが、

 

テレビに出るような人気アイドルになりたい!デビューして歌って踊りたい!

という方面目標の方は、あまりイベントダンサー等はオススメしません。

 

そういう目的であれば、バイトをしながら受身的に活動するなんてことはせず、

どんどんオーディション等を積極的に受けにいかれるほうが賢明だと思われます。

 

ご自分が将来的に、どういう活動方向に進みたいかでだいぶ変わってくるはずなので、

そこら辺も頭に入れておいたほうが良いかもです。

 

絵里さんも言っていましたが、何かしら行動を起こそうと動いている子は、本当に早い段階から動いているようなので。

やはり早めに行動に移すのが良いと思います。

応援しております。

 

 

...では最後に。これは別にご質問いただいていない内容ですが、ついでに少しだけ。

怪我対策というか、身体の話を少々。

 

このグループさんの動画にあるような、↓

片膝をついた振り付けだったり、立った状態から、ストン...と一気に膝立ちになる振り付けだったり。

フォーメーション移動やら何やら、俺達も当時これに近い動きの振り付けをさせられることがあったのですが、

 

特に膝。

振り付けの関係で、急にストン...!と床に膝をつかないといけないことも多々あるせいで、本当に膝が死にます。

 

見てる側には分からないですが、わりと酷い時なんかは痣だらけになります。

なので俺らはステージ本番以外は常時、膝に薄手のサポーターをぐるぐる巻きにしていました。

 

ダンサー志望で、今後はスクールの発表会以外にも色々なステージ周りをしたいという方々、

そのステージ公演先の床の材質が何かは分からないので。

俺らも色々な上で踊らされましたが、木の材質ならまだしも、生身のコンクリに近いような時は本当に膝が死ぬので。

勿論痛そうな様子を顔に出すのも駄目ですし、膝をかばうようなダサい着地をするのもNGななため、

 

練習時は出来るだけ膝に負担をかけないよう、そういったサポーター器具も重宝しておくのが良いかと思います。

 

あと、長年ダンス経験されている方は既にスクールで身についていらっしゃるかと思いますが、

連続ターンがある場合は、本当に首を常に右半身に付けてもっていかないと目が回るので。

普通に気合いだけで回ろうとすると無理な技なので、動きに合わせて首をすぐに右サイドに戻すようにお願いします。

自分一人で踊っている際は目が回ろうがどうでもいいですが、ステージ公演用にある程度の人数でグループ組んだ際に、もし連続ターンで目が回ってバランスを崩すと、後列とのフォーメーション移動の時に絶対にぶつかるので。

たった数センチの差のミスでも、ぶつかったら大事故になったり怪我をする可能性も出てくるので、

一応お気を付けください。

実際にそういう場面を何度も見てきましたし、三半規管が弱い方なんかは目も回りやすいです。

 

スポーツでも何でもそうですが、一度致命的な怪我をしてしまったら、いくら才能やスキルがあってもその道を断念しないといけなくなってしまうので。

 

ダンスをされている皆様もお身体を大切にし、くれぐれも怪我にはご注意ください。

 

余計なお世話だとは思いますが、頭の片隅にでも入れておいていただけると幸いです。

 

 

  

それでは、以上で。

ここ半年分ほど、そろそろ重複してきたなというご質問をメインに、その内容に触れながらお話させていただきました。

今回はコロナ禍における受験の話と、バイト代の金額についてのお話でした。

 

最後に今一度申し上げますが、基本的にGmailでは動画関連のご用件以外はお返事ができず、今後もこういったご質問等にお答えさせていただく予定があるかというと、そういうわけではないので。

 

何卒、ご理解いただけますと助かります。

 

 

それでは、

関係のない方々には何の興味もないであろう更新内容になってしまいましたが、

最後までお付き合いいただき有難う御座いました。

 適当に流していただければと思います。

 

 

では失礼いたします。