社畜らーめんマン

どこかで擬態してMMDerやってる人間の中身。作業しない怠惰ブログ。

【11】突撃訪問と恐怖の梅酒ミッション

お早うございます。

夜中書いてあったのに更新ボタン押すの忘れてました( )

 

 

無事動画作業も終えて一段落したので。

こちらでのんびり更新失礼します。

 

 

 

全然大したことはないのですが、

昨日土曜日は病院に行く用事があったので、

午後は半休をとらせていただいてました。

 

 

そして15時頃に病院から帰ってきて、

家で少し休んでいたところに、

 

「ピンポン」

 

とインターホンが鳴り。

 

 

自分は基本的に居留守マンなので、

放置していたのですが。

 

 

「ピンポン......ピンポン.......」

 

としばらく鳴っていたので。

 

 

 

(しつこい......)

と思い。

 

 

友人達が来る予定もなければ、何か通販を頼んでいたわけでもなかったので、

 

(一体誰だろう......)

 

と、若干面倒に思いつつも、

仕方なく玄関のドアを開けてみたら、

 

 

なんと。

 

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アポ無しはやめて......????(切実)

 

 

 

一瞬何事かと思って思わずフリーズしてしまいました。

 

 

働かない頭で必死に突撃訪問の理由を考えた結果、

 

(え、もしかすると母の日にプレゼントあげれなかったから......?)

 

 

と恐怖におののきました。

取り立て屋を目の前にしたかのような切迫感。

 

 

 

「...え、......何事.........?

てか何で居るって分かったの?普段こんな時間家に居ないんだけど...。」

 

と、恐る恐る口にしたら、

 

 

「○○(長男)からあんたが今日病院行ってたって聞いたから。」

と。

 

 

 

あ、兄貴~~~~~いらんことを????

 

 

 

自分「...その大量の荷物は何...」

母「あんた全然食べてないでしょ。食料調達に来たの。入るわよ。」

 

と答えるやいなや、ズカズカと玄関から部屋に向かう母。

 

 

(食材宅配サービスか何か......?)と若干困惑しつつも、

母が大量の食材を冷蔵庫に詰め出す光景を呆然と見ていました。

 

 

母「ちょっとあんた...!冷蔵庫何も入ってないじゃないの?」

自分「いつもだけど...入れてもいつ使えるか分からないし腐らせるし」

母「馬鹿なこと言ってないで買ってきた物は全部使いなさいよ。」

 

んな無茶なことを。

仕事的に無理があるんですが.......?

 

 

母「あと、魚焼いてきたから。ちゃんと食べなさいよ。」

 

魚買ってきたは分かるけれど、

「魚焼いてきた」は斬新だな......

 

 

実家で焼いて持ってきたの......?何故...

魚くらい俺でも焼ける......()

 

 

しかも鮭×2、サワラ×2

が入ってました。

 

 

いや、せめて生でくれ......?

 

焼かれた魚を一気に4匹も食えない...。

 

 

 

と、色々と。

母の圧に若干押され気味になりながらも、

とりあえず全てに「分かったって。」と返事をしておきました。(雑)

 

 

一通り食材を冷蔵庫に詰め終わった母は、

俺の部屋をぐるっと回って物色し。

 

母「また全部モノトーン色で統一してんのね......相変わらず辛気臭い部屋。」

俺「辛気臭いww唐突にディスる

母「そして物が無さすぎ。ミニマリストでも気取ってんの?」

俺「いや寝に帰るだけに使ってるようなもんだし...必要な物あまりない。」

 

てか待って

辛気臭い部屋でミニマリスト気取ってる奴とかやばくないです...?

 

息子を勝手に変な奴にしないでくれ...ダサすぎる...

 

 

色々となじられつつも、

20分ほど滞在した後に、

「それじゃ帰るわ。しっかり食べなさいよ。」

 

と母は帰って行きました...。

 

いや......

 

 

めちゃくちゃに嵐だったな......?

オカンという名の台風一過…

 

 

突撃訪問とか基本的にしないタイプの人ですし、

去年や一昨年も、むしろ俺の家にまで足運ぶこともなかった人なので、

 

唐突な食材宅配に正直驚きました。

 

 

体調を心配して来てくれたのでしょうが、

母は相変わらず母でした(?)

 

 

 

基本的に、自分は年末にしか実家に帰らないので。

 

仕事のバタつきが酷い年なんかは、年末も帰らないでおこうとすると、

 

母「何馬鹿なこと言ってんのよ。○○(長男)も○○(次男)も帰ってくるんだから。

あんたも絶対に帰りなさいよ。」

 

 

と怒られます。

 

兄が帰れるのであれば俺が帰れないはずがないので...

失礼しました......

と素直に帰省します。

 

 

今年の年末はどうなるんでしょう...。

というか皆さん、

もう少しで今年の半年目に突入するのご存知でした......?

 

自分は先程気づいて震えてます。

時の流れが......早すぎる......

 

というか、今年とか全体的にコロナの記憶しかない......

 

2020の後半戦は少しでも気持ちの安らぎが欲しいです。全国民の皆様にも。

 

 

 

 

 

と、そんな話はここら辺にして。

以下より、話変わります。

 

 

 

「ご友人さんその後大丈夫ですか...?」

とお気遣いのお言葉もいただいたので、

友人のその後にまつわる、最近あったとあるエピソードを。

 

 

 

友人はあれから無事に体力も回復し、一応元気になりました。

 

ですが先日、ちょうど友人のアパートの近くのドラッグストアに行く用事があったので。

 

(ついでだし、一応リポビタと...ウィダーとか買っておくか...)

 

と、自分が買うついでに友人の分も買って、

そのまま友人のもとへ届けに行くことにしました。

 

 

友人とは昔からよくアポ無しで行き来し合うので、お互いあまりそういうのも気にせず。

 

いつも通り、連絡無しで友人の元へ行って部屋に上がらせてもらったら。

 

 

「お~~!!○○君!久しぶりじゃないか!!」

と。

 

 

まさかの友人の父が、先客でいらっしゃってました。

 

 

「エッ...親父さん!?!?うわ~ご無沙汰しております!お変わりないようで...!」

 

と、四年半振り(?)くらいの久々の再会にすっかりテンションが上がってしまいました。

 

友人の父は学生時代からお世話になっていたというか、

面倒見が良くてよく友人宅でも可愛がっていただいてたので、とても好きです。

 

 

最近になって友人も体調を崩していたので、

どうやら数年ぶりにお父さんが友人の様子を見に来られたようで。

 

 

(これは...タイミング悪い時にお邪魔してしまったな...

親子水入らずの貴重な時間に申し訳なかった...)

 

と思い、

「それでは僕はこれで失礼します。親父さんもご自愛ください。」

と、そそくさと帰ろうとしたら。

 

 

友父「何を言うんだ○○君、一緒に一杯やろうじゃないか?そうだ泊まって行きなさい!」

 

と引き止められ。

 

自分「いや、折角のお二人のお時間を邪魔するわけにも...」

友父「一緒にいたほうが楽しいじゃないか。なぁ○○(友人)?」

 

 

え......ガチ......?

 

と友人の顔色を伺うと、満更でもなさそうに、

コクン、と頷いたので。

 

なんかよく分からない流れで急遽泊まることになり...?

 

一度荷物を取りに帰ってから、

再度徒歩で友人のアパートに行きました。

 

 

 

まぁ実際に三人で飲んだりするのは楽しいですし、

親父さんも気さくで人あたりの良い方で好きなのですが、

 

親父さんには一つだけ大問題があり。

 

 

 

親父さんのお母様が、昔からご自宅で梅を育てていらっしゃって。

 

よく梅干しなどを作られていたようですが、

親父さんもそのお母様の影響で、十年ほど前から、

梅酒を作られるようになりました。

 

別に何も問題ないのでは...?

という感じでしょうが、

問題しかなく。

 

親父さんは、何のレシピ(?)的なものも参考にせず、

完全に自己流で、かつ色々とアレンジしまくって作るおかげで、

 

うがい薬の味しかしない梅酒に仕上がってます。

 

冗談抜きに。

 

 

うがい薬というか...

なんというかエタノール??

 

昔から友人宅にお邪魔すると必ず、

梅酒もしくは梅ジュースを強制的に飲まされていたのですが、

 

無色透明のキッツい濃度のエタノール

を飲まされているような感覚でわりと地獄でした。

いや味のしない濃厚エタノール水は本当にしんどいです。

 

 

親父さんのことは大好きですし好印象しかないのですが、

昔からこの「親父さんお手製の梅酒」だけが戦犯で。

 

(むしろ梅要素どこ行った...?)というくらいに、

微塵も梅風味を感じないので、

 

そろそろきちんとした作り方調べて......?

と切実に思っていました。

 

しかも焼酎用の小さめのグラスで出してくるならまだ良いのですが、

親父さんは容赦なくゴリゴリのビールジョッキサイズでいつも出してこられるので。

きっと殺しにかかってるんだろうなといつも思ってました。

 

 

そんなこんなで。

 

その日も、三人である程度飲んで。

夜も深まった時分に、

 

(この時間帯......このタイミングで...

 

〆として絶対に奴が出てくる......

絶対に親父さんが梅酒を持ってきていないはずがない...

 

 

と命の危機を感じ既に警戒心バリバリだったのですが、

 

驚いたことに。

梅酒を差し出されることもなく、

どこか肩透かしを食らったような感覚で。

 

そのまま何事もなく、風呂を借りました。

 

 

湯船に浸かりながら、

 

(親父さんはもう梅酒作りをやめられたんだな...そうかそうか......)

 

と、親父さんには申し訳ないながらも、

一人で勝利の余韻に浸ったバスタイムを堪能した後、

 

 

悲劇は起こりました。

 

 

 

風呂から上がって、髪を拭きながらリビングに出ると。

 

テーブルの上に、

 

見覚えのある無色透明の液体が入ったジョッキが置かれていました。

 

はい死んだ。

 

 

上げてから落とすこのパターンは流石に予想することができず、

完全に本日の試合は勝利してもうあとは布団に入るだけだと思っていたので、

 

その恐怖の梅酒を目にした瞬間、

思わず天井を見上げました。

 

 

(フゥー......)と、

謎の深呼吸をひとつ。

 

 

 

友人と親父さんが、

俺が一人たそがれている間にずっと揉めていて。

 

友人「親父本当にやめろって。悪いけどそれ昔から不味いって。」

友父 「お前は好みじゃないだけで、○○君は昔から好きで飲んでいたじゃないか。」

友人「いやあいつは断ったりできないだけで絶対美味いと思ってないって。やめろ。」

友父「せっかく久々に会ったんだぞ。なぁ○○君、風呂上がりだしな。」

 

「飲むだろう?」

 

と。

 

もはや選択肢でも何でもない

死刑宣告を耳にした際に、

 

俺はいつも通り腹をくくりました。

 

 

「そうですね、ではいただきます。」

 

と。

 

 

 

(息を止めてとりあえず一気に胃に流し込む。)

という過去から学んだこの梅酒バイブルと共に、

一人で死地に向かう決意をしました。

 

 

 

「あ、先に髪を乾かしてきていいよ。」

 

と言われましたが、

 

「いえ、先にいただいてから乾かします。」

 

と、ドライヤーより先に梅酒を倒すことに決めていました。

 

何故なら、自分の作戦はこうでした。

 

 

先に一気に梅酒を胃に流し込んでから、

水ペットボトルを持って

「ご馳走様でした。では髪乾かしてきます。」

と洗面台に戻り、

 

そこで死ぬほど水を喉に流し込んで

エタノールうがい薬の味を抹消する

という戦法でした。

 

 

流石に梅酒を飲み干した直後に、親父さんの目の前で

大量に水を飲み出すのはサイコパスでしかないので。

 

基本的にどんな不味いものを飲み食いしようが、

顔にだけは出さない自信はあったので、

とりあえずその場をしのいで、後は見えない場所でどうにかしよう...

と思っていました。

 

 

 

 

四年半ぶりの親父さんの梅酒をいただいた感想は、

 

 

以前と何一つ変わらない無色透明、抹消された梅風味、

鼻に抜けるような意味不明なキツさのエタノール臭、

後味に残る謎のうがい薬特有の苦み、

 

と。

 

端的に言えばまぁ普通に

ゲロ不味かったです。

 

 

ごめん親父さん…

親父さんのことは大好きですが、

親父さんの梅酒とは俺はこの先も一生分かり合えないと思います。

 

 

 

あと、以下は後から友人に教えてもらって初めて知ったのですが。

 

実は、俺が親父さんの梅酒を必死に飲み干している時、

友人がその様子を動画に撮っていたようで。

 

俺その時本当に、心を無にして目の前の強敵を倒すことだけに集中していて、

撮られていることに全く気づかなくて。笑

 

 

友人いわく、

「親父はこっちに気づいてずっとカメラ目線でニコニコしてたけどな。

お前カメラ向けられてることにすら気づいてないし、

ひたすら目の前の液体を見つめて真顔で流し込んでて笑った。」

 

とのこと。

 

人が決死の覚悟で戦っている姿を一体なんだと...。

 

 

 

ということで。

ひたすら液体を見つめて黙々と流し込む可哀想な人間の動画の一部。

 

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これを10秒程で飲み干した後、

 

「美味しかったですご馳走様でした...!では髪乾かしてきます(早口)」

 

と、速攻で洗面台に行って、

ひたすらに水を飲んでました。

 

 

(何あれ一体どうやったらあんな味作れるの......親父さんある意味天才だな...)

と心底疑問に思いつつも、

 

(水めっちゃ美味い...)

と、水のありがたさに感動してました。

 

 

 

ということで。

皆さん、これからの時期、さっぱりとした梅酒を飲んで

蒸し暑い梅雨を一緒に乗り切りましょう。

 

 

普通の梅酒は美味しいはずなので。

ぜひ推してください。

 

 

それでは失礼致しました。